2012年 12月 21日
WORKS_comic『デラシネマ』8巻【完結】
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星野泰視
『デラシネマ』8巻【完結】
講談社 モーニングKC
『デラシネマ』完結です!!!
日本映画の黄金時代。
大部屋俳優の宮藤武晴と、フォース助監督の風間俊一郎のふたりが、日本映画界のてっぺんを目指す物語。
装丁は、「漫画で、映画だ。」をテーマに展開してきました。
映画。当然のことながら"動く"ものです。
それを装丁に凝縮させるには…いかに動的なダイナミックさを装丁に表すか…
そんなことを主軸に考えながら、毎巻装丁に関わってきました。>>>1巻の装丁レポはコチラ>>>
そしていよいよ最終巻。モノクロからカラーへ大転換!
最終巻の装画を描いていただくにあたり、星野さんには数パターン絵をおこしていただきました。
打合せではなかなか決められず、星野さんには数パターン描いていただき、
ナルティスでも組んでみて、最終的に良いものを選ぶ、ということになったのでした。
星野さんにはかなりの手間暇をかけていただいたと思います。ありがとうございました!!
ちなみに、こんな装丁も候補にあがっていました。
そして出来上がったのが、こちらです。
毎週毎週、モーニング本誌で連載を読みながら、
そして単行本にまとまるときには改めて読み返しながら、
俊一郎、武ちゃんの戦う姿、そして映画界を守る人、切り開く人のドラマチックな生き様を見てきました。
最終巻って、こみ上げるものがあります。
連載スタート時からデザイン担当していたboss、そして途中から強力なサポーターとして加わった濱嶋も、
なんだか高ぶる気持ちでこの仕事を終えました。
そして、毎巻の巻末や本体表紙に描き下ろしで収録されている「デラマンガ」。
必読です!!隅々までぜひご覧くださいね!!!!!
星野さん、担当編集氏、おつかれさまでした。
またご一緒できる日を楽しみにしております!
>>>キャンバス日誌、『デラシネマ』星野泰視さん編。>>>
by nar_boss
| 2012-12-21 16:05
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