2011年 02月 22日
Works_magazine 『モーニング・ツー vol.43』
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本文デザイン:橋本清香+杉本智行+濵﨑正隆
モーニング・ツー 43号
講談社
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ごきげんいかがですか?
マネージャー上野です。
本日発売のモーニング・ツー43号、
表紙は"第15回 手塚治虫文化賞"マンガ大賞にノミネートされた『ファンタジウム』です!!
「表紙上で良くんのマジックを…!!」というコンセプトのもと、
杉本亜未さんに描いていただいた絵がコチラ!
表1の広い雪原から目を右に流すと、良くんが出す紙吹雪の先に春が到来しています。
「紳士淑女のみなさん!!」という良くんの声が聞こえてきそう!!
キラキラも乗ってまーす。
今日は色校正の模様をレポートします!!
色校正は、入稿後まず"初校"、そして"再校"と最低2度の確認をします。
今回の初校がこちら。
これに、色味の調整指示を書き込んだものが、印刷会社の製版者さんに渡ります。
色校正紙に対して"赤を入れる"わけです。
ちなみに、今回の"赤"はこんな感じでした。
「5分咲きを満開に」って書いてあります…。笑
さあ、この桜満開の指示がどうなったか!?上が"初校"、下が指示を反映した"再校"です。
桜の部分に注目ーーー☆咲いた!咲いたよ!!
上から"初校"、"再校"、"出来上がり"です。
"出来上がり"には、いつものキラキラ加工(ホログラムPP)が施されて、さらに鮮やかになりました。
製版者さんとは、普段会うことはあまりありません。
色味の指示はどこかニュアンス的な部分も多く含まれるので、
顔の見えない製版者さんにどうやって雰囲気を理解していただくかが、とても大事になってきます。
bossは、「"赤入れ"には、俺かなり命かけるぜ。念を注ぎ込むぜ。」と申しておりました。
校正紙でのやり取りが、これまたラブレターみたいですねえ…。
会えない相手に思いを伝えるわけですからねえ…。
(…デザインのお仕事でラブレターに見えるやり取り【その1】はコチラ>>>)
色校正の確認は、印刷物を作っていくうえでの楽しみのひとつ。
色校正が届いた瞬間は、事務所内がかなり盛り上がります。笑
今回、桜を満開にしてくださった製版者さんに感謝!!感謝の念を送りますーーー!!
ありがとうございました!!
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モーニング・ツー43号の巻頭カラーは『刻刻』。
マンガ大賞にノミネートされておりますよー!
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新人賞のお知らせ。
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次号44号の予告。次号は表紙&巻頭カラーの「変ゼミ」、4月からアニメがはじまりまーす。
by nar_boss
| 2011-02-22 15:58
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