2010年 08月 03日
インターン生がやってきた。
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ごきげんいかがですか?
マネージャー上野です。
はじめてのことって、いくつになってもあるもんです。
ナルティスには今、はじめてのインターン生がやってきております!!
某編集者さんからのご紹介で、マンガを学ぶ大学3年生の女子であります。
「書体とは、ナレーションである」
今日は朝から、bossによる「書体について」の講義。
デザインをするときにまずぶつかるのが"書体選び"。
モリサワをはじめ、さまざまな書体が溢れる中、どうやって書体を選んでいくのか。
bossは「書体とは、ナレーションである」といつも言います。
誰に読ませたいのか。
NHKのアナウンサー?緒方拳さん?滝川クリステルさん?
はたまた歌舞伎っぽく?落語調もありかも?
合わせて書体のウエイトは声量である、とも言います。
大声で叫ぶのか、小声でひそひそと伝えるのか。
そんな目線で中吊り広告や雑誌を眺めていると、
どんな書体が多く使われていて、どんな風にその文章が伝わってくるのか、
面白いほど発見があります。
今デザインはMac無しではできません。
マウスを操ることができれば、デザインは出来上がる。
でも"こっくりさん"にならないようにね、とboss。
操作を覚えて、なんとなくマウスで選択すると一応形ができてしまう。
そうではなく、書体ひとつを取っても、ひとつひとつ自分で選び、
作り上げていくのが大切。
装丁における帯での書体選びについて、
ナルティスが担当した装丁を見ながら解説したり。
そんな講義でした。
インターン生が来るのははじめてのことなので、
メンバー一同そわそわしております。
短い期間ですが、課題にチャレンジするインターン生を横に、
我々もフレッシュな気持ちで仕事に向かっておりまーす!!
by nar_boss
| 2010-08-03 14:59
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